Instagramのストーリーズで売り上げを増やす3つのポイント

tanakamiho

【重要】本記事は2022年5月時点の情報を基に執筆しています。Instagramのストーリーズは2021年9月に外部リンク機能の仕様が変更され、以前必要だった「フォロワー1万人以上または公式認定アカウント」という条件は撤廃されており、現在はフォロワー数に関わらず「リンクスタンプ」を使って外部サイトへの誘導が可能です(2021年8月30日、Meta公式発表)。以下の本文では当時の情報を(参考)として残しつつ、最新の仕様に基づいて内容を更新しています。

企業のSNSマーケティングにおいて、Instagramを活用したInstagramマーケティングの市場規模は日に日に拡大していっています。

他のSNSと違い、Instagramは写真・動画の投稿をメインにしたスタイルで運用されているSNSです。

ですので、企業の商品・サービスのプロモーションが、ユーザーに対してよりダイレクトに行うことができるといった点で非常にマーケティング効果の高いSNSです。

本記事では、そんなInstagramの機能であるストーリーをうまく活用して、企業の売り上げ向上に貢献させるポイントをご紹介していきます。

1.Instagramの現状とビジネス活用する意義

まず、Instagramアカウントを運用することがどのような意味を持つのかを簡単にご紹介しておきましょう。

1-1.Instagramとは

Instagramは動画や画像をベースにしたコンテンツを自由に発信できるSNSプラットフォーム。世界最大級のSNS事業者であるMeta社(旧Facebook社)の傘下サービスです。(参考)2022年時点では世界で10億人、日本では3,300万人が利用しているとされていましたが、その後も利用者数は増加を続けており、調査会社のレポートによると世界の月間アクティブユーザー数は30億人規模に達しているというデータもあります(出典:Meltwater「SNS利用者数ランキング」)。

ビジネスとしては、美しい魅力的な写真でブランドの世界観を訴求したり、テキストや動画を使って情報量の多いコンテンツとして雑誌メディア化するなど、様々な形での活用法があります。

1-2.Instagramの現状

Instagramには、写真や動画をフィード(タイムライン)へ投稿する機能以外に、投稿後24時間で消えるため気軽に投稿できる「ストーリーズ」機能やリアルタイムで世界の人とつながれる「インスタライブ」機能があるなど、画像だけでなく動画コンテンツの配信も大変人気です。

(参考)特に日本においてストーリーズ機能はデイリーアクティブアカウント(=1日の利用者)のうち70%が利用しており、ストーリーズの投稿数は2017年と2019年比で20倍にも増えているという発表がありました。ストーリーズは現在もInstagramの中心機能の一つとして定着しており、多くの企業アカウントが日常的な発信に活用しています。

1-3.Instagramがなぜビジネスで注目されているか

Instagramアカウント運用が注目される理由として、ブランド(企業)の投稿はユーザーからよく見られているということが挙げられます。

Instagramによると、何らかの企業アカウントをフォローしているInstagramユーザーは80%おり、Instagramの企業アカウントはインフルエンサーや著名人と同程度閲覧されているとのこと。

Instagramでの情報発信によって、自社の見込み客に対してブランドからのメッセージを届けることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

1-4.検索エンジンよりもInstagramなどSNSで検索することが一般的になっている

従来はGoogleやYahoo!といった検索エンジンで情報を探すことが一般的でしたが、現在ではSNSで情報を集めている人も増えており、一部のジャンルでは検索エンジンの利用を上回っています。

(参考)2016年から2019年にかけて、Instagramやその他のサービス(YouTubeなど)の利用率がGoogleの利用率を上回りました。

実際、Instagramによると、日本はグローバル平均と比べてハッシュタグ検索回数が3倍も多くなっているデータもあります。InstagramなどSNS上に投稿されている一般消費者の口コミ(UGC)を参考にして商品やサービスの購入を検討する流れはもはや一般的になっているのです。

2.Instagramの「ストーリー」とは

Instagramにおける人気機能の一つである「ストーリー」。

ストーリーという言葉を普段よく耳にする形でも、その特徴と機能についてしっかりと把握している人は多くないのではないでしょうか。ストーリーの特徴と押さえておくべき機能について、丁寧にご紹介していきます。

2-1.Instagramストーリーの特徴

Instagramの機能である「ストーリー」とは、通常の投稿とは別に、写真・動画投稿ができる機能のことです。

しかし、通常の写真・動画投稿とは

  • ライブ配信に近い動画投稿
  • 投稿後24時間で動画が消えてしまう

といった点が違います。

より普段の日常に沿った写真や動画の投稿ができるので、気負った投稿をすることなくよりカジュアルに投稿をすることができます。

ストーリーはスマートフォンの画面全体に表示されるので、ストーリーをみたユーザーに対してたいへん没入感の高い体験を与えることができます。また「ハイライト」として設定することで、24時間経過後も消えずにストーリーを保存することができるようになります。

2-2.Instagramストーリーの押さえておくべき機能

Instagramのストーリーにおいて、押さえておくべき機能をご紹介していきます。

企業のInstagramマーケティングにおいては、

  • リポスト
  • ハイライト
  • リンクスタンプ

といった機能を押さえておくことで、ストーリーを活用した売り上げ向上に役立てることができるのです。

〇リポスト

リポストとは、他のユーザーがInstagramに投稿した写真・動画を、自分のアカウントで引用し再投稿ができるようになる機能です。

例えば、自社の商品・サービスを購入し利用したユーザーがInstagramにおいてその画像や動画を投稿したとします。

リポスト機能を使うことにより、自社アカウントにおいて、その投稿を引用して再投稿をすることができるのです。

〇ハイライト

ハイライト機能を使うことで、本来なら24時間で消えてしまうストーリーにあげた写真・動画を、24時間経過後も消えずに残すことができるようになります。

自分のアカウントのホーム画面において、上の写真のように保存をしておくことができます。

ホーム画面を訪れたユーザーは、タップすることで保存されたストーリーを再生することが可能です。

〇リンクスタンプ

ストーリーを投稿する際には、ストーリーに採用された写真・動画に「リンクスタンプ」を貼付することができます。ストーリーに貼り付けるリンクには、自社の公式サイトや自社商品のオンラインショッピングサイトのURLを採用することが可能です。

ストーリーに貼り付けられたリンクをみたユーザーは、そこから外部サイトに飛ぶことができるので、商品購買を誘導するといった活用の仕方ができるのです。

(参考)以前は「Instagram運営に公式アカウントと認められていること」または「フォロワーが1万人を超えていること」のいずれかを満たすアカウントしか、ストーリーにリンクを貼ることができませんでした。

しかし現在はこの仕様が「リンクスタンプ」という機能に統合されており、フォロワー数や認証の有無にかかわらず、すべてのアカウントがストーリーにリンクを貼り付けられるようになっています。フォロワー数の少ない企業アカウントでも、開設直後から外部サイトへの導線を作れる点は大きなメリットです。

3.Instagramストーリーズで売り上げを向上させる4つのポイント

Instagramにおけるストーリーの特徴と機能についてご紹介しましたがお分かりいただけたでしょうか。

Instagramにおいて、ストーリー機能をうまく駆使した運用をすることでフォロワー増加や売り上げ向上に貢献します。

それでは実際に、Instagramのストーリーを活用することで、企業の売り上げ率アップにつながるポイントをご紹介していきます。

売り上げ率アップに貢献するストーリーについて押さえるべきポイントは、

  • アンケート機能・質問機能を活用する
  • ハイライト機能を活用する
  • ショッピング機能(商品タグ)を活用する
  • ストーリーズ広告を活用する

の以上4つです。

3-1.アンケート機能・質問機能を活用する

ストーリーズには、投稿を見たユーザーに対して『質問』や『アンケート』を行うことができる機能がついています。

これらの『質問』や『アンケート』をストーリーズ上で行うことで、ユーザーとコミュニケーションをとることができます。

というのも、『質問』や『アンケート』なら、ゲーム気分で気軽に返信をしてもらえるからです。

そして、企業からしてみれば、このような『質問』や『アンケート』の回答は、ユーザーとの貴重な接点になります。

一見すると敬遠されがちなInstagramの企業アカウントで、ストーリーズを使った

  • 面白い『質問』
  • 思わず答えたくなるような『アンケート』

を頻繁におこなえば、ユーザーとの距離を一気に縮めるだけでなく、より親しい関係づくりをすることもできます。このようなストーリーズを用いたコミュニケーションは、ユーザーの親近感を得られるだけでなく、自社ブランディングの向上にもつながります。

3-2.ハイライト機能を活用する

ストーリーズの機能の一つである『ハイライト機能』を使えば、

  • 自社商品の使い方
  • いま人気のある商品紹介
  • ライブ配信した新商品の紹介動画

などをまとめて掲載しておくことができますから、企業アカウントに来てくれたユーザーに対して、先回りをする感じでお役立ち情報を提示しておけば、

「また見たい、また来たい」

というユーザー心理を引き起こすこともできます。

また、魅力的な投稿の中に、その商品をすぐに購買できるリンクを添付しておけば、ユーザーの利便性を高め、売り上げ向上にもつながります。

3-3.ショッピング機能(商品タグ)を活用する

Instagramには、投稿した画像や動画に商品タグを付けて、数タップでリンク先の購入ページに遷移できる「ショッピング機能」があります。日本はこの機能が利用できる対象国に含まれており、楽天市場やBASEなど自社のECサイトと連携させて商品カタログを紐付けることで利用できます(アメリカ限定の「Instagramチェックアウト」は日本では未対応のため、決済自体はECサイト側で完結させる必要があります)。

利用には商品カタログの登録やInstagram側の審査など一定の条件を満たす必要がありますが、ストーリーに商品タグを付けておくことで、「いいな」と思ったその場で購入ページに遷移できるため、購買までの離脱を減らしやすくなります。

3-4.ストーリーズ広告を活用する

ストーリーズ広告とは、ストーリー枠内にのみ配信される広告のことです。

この広告は、自分がフォローしているアカウントのストーリーズを連続再生している際に、ストーリーとストーリーの間で表示されています。

通常のストーリーズを連続して見ている感覚でナチュラルに画面全体に広告が表示されますから、ストーリーズの延長として見てもらえ、ユーザーの違和感もさほどなく、必ず見てもらうことが可能です。

なお、この広告は、タップするとスキップすることもできるため、最初の数秒間で続けて見てもらえるようなインパクトのある引き込む印象を与えることが大事です。

また、広告を見ているときに上へスワイプすると、広告をしている商品のリンクへ飛ぶこともできますから、そのような「ちょっと欲しくなって興味が湧いた」消費者マインドを機会損失することなく誘導を働きかけることもできます。

このようにInstagramストーリーズ広告は、

  • ストーリーズ好きなユーザーに直接広告を見てもらえる
  • 商品のリンク先への誘導が1アクションでできる

という点からも活用したいサービスです。少額の予算からでも出稿できるため、コストが合えば積極的に活用したい機能です。広告の共通フォーマットや入稿方法の詳細は、Instagramビジネス公式サイトで最新情報を確認できます。

ユーザーの興味をひきつける魅力的なストーリーズを作れれば、確実に広告を周知できるというのは、ストーリーズ広告最大の特徴です。

なお、ストーリーズ以外にも、「リール」を活用してフォロワーを増やす方法もあります。詳しくはインスタグラムのリールでフォロワーを増やす方法の記事もあわせてご参照ください。また、Instagramの動画機能全体の最新動向についてはInstagram動画投稿の現在地|旧IGTVからリール中心へで詳しく解説しています。

4.まとめ

以上が、Instagramのストーリーズ機能を有効利用して売り上げを増やすポイントです。

Instagramを用いたマーケティングは、今や企業にとって欠かせないモノになりつつありますから、戦略を練って積極的にアカウント運用をし、企業ブランディングを高めるのに利用していきましょう。

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