Twitterとインスタグラムの違いと連携させる方法

tanakamiho

写真や動画を撮影し共有するSNSであるインスタグラムと、ツイートと呼ばれる短文や画像・動画等を共有するSNSであるTwitter(現X)は世界中で多くの人々が利用する、大変人気のあるSNSです。

主として発信する情報や機能の異なる両者ですが、以前はこの2つを連携して自動で同時投稿できる機能がありました。しかし現在は仕様が大きく変わっているため、本記事では最新の状況を踏まえてご説明します。

【重要】本記事で紹介しているInstagramの「リンク済みアカウント」によるTwitter(X)への自動同時投稿機能は、2023年に廃止されました。また、記事内で紹介している外部アプリ「IFTTT」によるTwitter連携も、2023年5月23日以降は無料プランで利用できなくなり、有料のPro/Pro+プランでのみ利用可能となっています。以下、旧機能の内容は参考情報として残しつつ、現在の連携方法についても追記しています。

1.インスタグラムとTwitter(X)の使い方の違い

インスタグラムとTwitter(X)は共に世界中で多くの人が利用しているSNSですが、それぞれ違いがありますのでここで簡単に違いを紹介しましょう。

1-1.インスタグラムは「写真」コンテンツ。Twitter(X)は「文字」コンテンツ

大きな違いはインスタグラムは「写真」コンテンツであり、Twitter(X)は「文字」コンテンツである点です。

インスタグラムで文字を投稿することは出来ますし、逆にTwitter(X)で写真を投稿することも出来ます。

しかしながら、インスタグラムにおける文字は写真や動画を投稿するときの説明文(キャプション)という使われ方がメインです。

Twitter(X)でも投稿内容のメインはツイートと呼ばれる短文であり、写真や動画はツイートに付属するものである、というのが利用者のスタンスです。

1-2.インスタグラムは「世界観」を探す。Twitter(X)は「今の話題」を探す

インスタグラムとTwitter(X)は投稿するコンテンツの違いのほかに「検索性」の違いがあります。

インスタグラムはファッション、グルメ、絶景、アートなど自分の求める「世界観」を検索する際に重宝します。

一方、Twitter(X)はリアルタイムのトレンドや話題のニュースなど「今の話題」を検索することに強みを持っています。

1-3.インスタグラムとTwitter(X)では利用ユーザーの属性が異なる

インスタグラムとTwitter(X)は文化的なものや利用ユーザーの属性が異なります。

利用者の年代や性別、興味関心など、様々な点で違いがあるため、自分が2つのSNSを使っていてもフォロワーの性質が変わるため、コンテンツの見せ方を変えるなど工夫も必要になります。なお、各SNSの利用者数や年齢層の最新傾向については、SNSごとのユーザー数のまとめ記事で詳しく紹介しています。

2.(参考)以前のインスタグラムとTwitter連携でできたこと

以下は、Instagramの「リンク済みアカウント」機能が廃止される以前の連携内容です。当時を知る情報として参考にしてください。

2-1.(参考)同時投稿が可能だった

以前はインスタグラムにTwitterを連携すると、インスタでの投稿がTwitter上のフォロワーにも通知される仕組みでした。

Twitterのフォロワーやツイートの閲覧者からも自分のインスタにアクセスが見込めるため、閲覧数やいいねはもちろん、フォロワーの獲得にもつながっていました。

2-2.(参考)連絡先(フォロワー等)は同期されない仕様だった

インスタグラムをTwitterと連携しても、Twitterでつながっているアカウントがインスタ上で表示されることはありませんでした。

またInstagramのアカウントが非公開の場合、Twitterに同時シェアした投稿からプロフィールを閲覧しようとしても「このアカウントは非公開です」と表示され、勝手にフォローされない仕組みでした。

3.(参考)インスタグラムでTwitterを連携する方法(廃止済み)

以下は、Instagramアプリ内の「リンク済みアカウント」機能を使ってTwitterと連携していた際の手順です。この機能は2023年に廃止されており、現在は同様の操作を行うことができません。参考情報としてご覧ください。

3-1.(参考)Instagramアプリで「リンク済みアカウント」を選択

プロフィール画面右上のメニューボタンから設定ボタンを開き、アカウントをタップします。

続いてリンク済みのアカウントを選択すると、連携可能なSNS一覧が表示されていました。

3-2.(参考)Twitterアカウントを認証する

Twitterを選択したら、Twitterアカウントの認証をおこなっていました。入力欄の上段にTwitterのユーザー名(メールアドレス)、下段にパスワードを入力し連携アプリの認証をタップします。

Instagramアプリのリンク済みのアカウントへ戻り、Twitterの項目に自分のユーザー名が表示されていれば連携完了、という流れでした。

3-3.(参考)インスタグラムで画像を投稿する

Twitterとの連携設定が完了すると、インスタで新規投稿を作成する際にキャプションなどの入力画面へ進むと、画面の下に連携サービス一覧が表示され「Twitter」をオンにした状態でシェアできました。

4.(参考)外部アプリ「IFTTT」を使った同時投稿方法

以前は、複数のSNSアカウントを連携させることで画像付きの同時投稿を可能にするアプリ「IFTTT(イフト)」を使った方法も一般的でした。しかし、Twitter(X)のAPI仕様変更にともない、2023年5月23日以降はIFTTTの無料プランでTwitter(X)連携機能を利用できなくなっています。現在利用するには、IFTTTの有料プラン(Pro/Pro+)への加入が必要です。以下は当時の手順です。

4-1.(参考)アプリ「IFTTT」をインストールする

まずIFTTTアプリをインストールします。

4-2.(参考)IFTTTでアカウントを登録する

IFTTTを利用するにはアカウント登録が必要です。アプリを起動させContinueをタップし、Apple ID、Facebookアカウント、Googleアカウント、Emailアドレスのいずれかを選択します。

あとは選択したサービスのアカウント情報(ユーザーネームやパスワードなど)を入力すれば、アカウント登録が完了します。

4-3.(参考)IFTTTにインスタグラムとTwitterを紐付ける

トップ画面右上のCreateからCreate your ownをタップし、Instagramの新規投稿をトリガーに、Twitterへの画像付きツイート投稿をアクションとして設定することで、インスタ投稿とTwitterへの同時投稿を連携させていました。設定完了後、画面下部にConnectedと表示されれば連携完了です。

5.現在、インスタグラムとX(旧Twitter)を連携するには

2023年以降、InstagramとX間の自動的なネイティブ連携機能は提供されていません。現在、両者をまたいで投稿したい場合は、主に以下の方法があります。なお、最新の仕様はInstagram公式ヘルプセンターで確認できます。

1.プロフィールへのリンク掲載

もっとも手軽な方法です。InstagramのプロフィールにXのアカウントURLを、XのプロフィールにInstagramのアカウントURLを掲載し、互いのフォロワーを誘導します。自動投稿の機能はありませんが、設定の手間がかからず現在も問題なく利用できます。

2.手動でのシェア

Instagramの投稿画面から「共有先を確認してリンクをコピー」を選び、「シェア」からXアイコンをタップすることで、その都度手動でXへ投稿をシェアできます。自動化はできませんが、追加のツールを使わずに連携したい場合に有効です。

3.投稿管理・予約ツールの活用

BufferやCircleboomなど、複数のSNSアカウントをまとめて管理できる投稿管理ツールを使えば、InstagramとXの両方に合わせて投稿内容を作成し、まとめて配信することが可能です。多くのツールは無料プランもありますが、投稿数や連携アカウント数に制限があるため、自社の運用規模に合わせて選ぶとよいでしょう。

4.Threadsなど連携を前提としたSNSの活用

なお、テキスト中心の発信をInstagramと紐づけて行いたい場合は、Instagramアカウントと連携して利用するMeta社の「Threads」という選択肢もあります。Xとの違いや特徴はThreadsとInstagram・Xの違いを解説した記事で詳しく紹介しています。

6.インスタグラムとTwitter(X)連携における注意点

InstagramとXを連携・併用する際は、以下の点に注意しましょう。

6-1.インスタグラムとTwitter(X)の文化を理解しておく

先に紹介しているように、インスタグラムとTwitter(X)は利用ユーザーの属性や使われ方が異なります。

インスタグラムでウケていた投稿がXでウケるとは限りません。そのため、投稿の文章をそれぞれのSNSに合わせて工夫してみましょう。実際にXの特性を活かして集客につなげた例は、ホテル・レジャー施設のTwitter(X)活用事例も参考になります。

6-2.ハッシュタグのつけすぎに注意

投稿管理ツールなどを使ってインスタグラムとXへ同様の内容を投稿する場合、ハッシュタグのつけすぎやキャプションが長すぎないように注意しましょう。

Xでは文字数制限があるため、インスタグラムのキャプションをそのまま流用しようとすると収まりきらない場合があります。ハッシュタグは多くとも3つまでに減らし、その分投稿の魅力をテキストで表現しましょう。

7.まとめ

かつてInstagramとTwitter(現X)は「リンク済みアカウント」機能やIFTTTなどの外部アプリを通じて自動的な同時投稿ができましたが、2023年のInstagram側の機能廃止とTwitter(X)のAPI有料化により、無料での自動連携はできなくなりました。

現在は、プロフィールへの相互リンク、手動でのシェア、あるいはBufferなどの投稿管理ツールの活用が主な連携手段となっています。それぞれのSNSの特性を理解したうえで、自社の運用スタイルに合った方法を選んでみてください。

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