Instagramのアルゴリズムとは?理解するとおすすめ投稿に表示される!
日本国内だけでも月間利用者数が数千万人規模とされるInstagram。
インスタグラマーなど、数万人~数百万人という膨大なフォロワーを獲得して自分の人生を大きく好転させている人も少なくありません。ビジネスにおいても、Instagram公式アカウントでファンを獲得し、売り上げアップに上手く活用している企業も大変多くいます。
Instagramアカウントで人気になりフォロワーを獲得するには、有益・高品質なコンテンツを投稿する、ユーザーとコミュニケーションをとる、発信を継続させるなど様々な要素が必要ですが、その前提として「Instagramのアルゴリズム」の理解も大変重要です。
この記事では、Instagramのアルゴリズムの仕組みと、おすすめ表示に影響する要素を、2026年時点の仕様で解説していきます。
1.アルゴリズムとは?
アルゴリズムとは「問題を解決するための手順や計算方法」を指します。Instagramにおけるアルゴリズムとは、「Instagramのユーザーに、どの投稿を表示させるか判断する仕組み」のことです。AIを活用してユーザーの趣味嗜好を判断し、そのユーザーにおすすめの投稿を表示してくれます。
1-1.Instagramのミッションとシグナル
Instagramのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」です。このミッションにおいて2つの重要なポイントがあります。
- ユーザー同士の近接:ユーザーアカウントのコミュニケーションの「親密度」
- ユーザーとコンテンツの近接:ユーザーと投稿がどれだけ合っているかという「親和性」
この2つを軸にInstagramはアルゴリズムを構成しており、その時にとても重要になるのが「シグナル」と呼ばれるものです。シグナルとは、いいね!数や保存数など、おすすめ表示をするための判断に必要な指標のことです。Metaの公式ブログでも、これらのシグナルやランキングの仕組みについて解説されており、「How Instagram Works」の公式ブログ記事でより詳しい解説を確認できます。
1-2.なぜアルゴリズムの理解が重要なのか
Instagramアルゴリズムが重要な理由は、自社のアカウントの投稿を認知させることができる点です。Instagramの弱点でもありますが、拡散機能の「リポスト」があるX(旧Twitter)と比較するとフォロワー外のユーザーに投稿が露出する機会が少ないのが特徴です。しかし、アルゴリズムはさまざまなシグナルから「おすすめできる投稿」を判断し、ユーザー一人一人に合わせて表示してくれます。
2.【フィード、ストーリーズ】アルゴリズムのポイント
フィードとストーリーズは基本的にはあなたがフォローしているユーザーの投稿が表示されます(広告などの例外を除く)。ただし時系列ではなく、あなたが過去に見たコンテンツやいいね・保存をしたコンテンツの傾向から気に入ってくれる投稿をより優先的に見てもらえるように自動的に並び換えて表示されます。
重視される主なシグナルは以下の通りです。
- 投稿に関する情報:短期間でのいいね・コメント・シェア・保存の獲得量
- 投稿した人とのやりとり履歴:過去にどれだけ接点(閲覧・いいね・メッセージ)があったか
- 自分の行動の情報:いいね・保存・コメントした投稿の傾向
- 投稿したユーザーの情報:他の人から見て魅力的か(過去数週間のやりとり回数)
なお、同じ人からの投稿は連続では表示されない仕様になっているため、短時間で連続して大量の投稿をするのは避けるのが無難です。また、ストーリーズへの再シェアも現在は不利にはならないとされています。
3.【発見タブ】アルゴリズムのポイント
発見タブとはInstagramアプリの下部に表示される「虫眼鏡マーク」のことです。自分がフォローしていないユーザーのおすすめ投稿が表示され、新しい発見が得られます。自社の投稿がフォロワー以外にも表示される場所でもあるため、アカウントを成長させるうえで重要になります。発見されやすさを高めるハッシュタグ選びのコツはInstagramで人気投稿になるハッシュタグの付け方や人気投稿に載る3つの方法でも解説しています。
発見タブでは、【自分が興味あるコンテンツを調べる】【自分が気に入った人のフォロワーのフォロワーまで深堀りして興味関心を調べる】【興味のあるカテゴリー・グループで表示させる投稿を選定する】という流れで、あなたに興味を持ってもらえそうな投稿が選ばれます。特に、いいね・保存・シェアされそうな投稿が優先的に表示されます。
4.【リール】アルゴリズムのポイント
Instagramのリールはショートムービー共有機能で、アプリの画面下中央のリールアイコンから見ることができます。ストーリーズが基本的に自分のフォロワーにしか表示されないのに対し、リールは自分のフォロワー以外のユーザーにもおすすめ表示されるのが特徴です。
リールで大きく違うのは、発見タブ以上に「よりエンターテイメント性があり面白い動画」を優先する点です。「アカウントが最後まで見てくれるか(完全視聴率)」を重要な要素として分析し表示を判断しています。
リールで推奨される要素
- 面白くて楽しい、あっと驚く動画
- 他の人が簡単に参加できる動画
- クリエイティブツールを使い魅力的に編集された動画
- 人気BGMやオリジナルBGMを使った動画
リールで推奨されない要素
- 低画質の動画
- ウォーターマーク(透かし)の入った他SNSからの転載動画
- 政治的な問題に焦点を当てた動画
リールを定期的に投稿する場合は、ブランドの雰囲気に合った広告向けのリール制作も選択肢になります。具体的な制作パターンはInstagram動画広告の種類と宣伝効果を出す5つのポイントでも解説しています。
5.シグナルを貯めるためにやるべきこと
5-1.投稿頻度と一貫性
定期的に投稿することで投稿の鮮度を保ちます。ただし回数を上げて投稿の質が下がるよりは、頻度を下げても質の高い投稿を行うことを推奨します。テーマを決めて一貫した投稿を行うことで、アカウントのジャンルが明確になり、関心度の高いユーザーを集めやすくなります。
5-2.双方向のコミュニケーション
フォロワーからのコメントには返信しましょう。コメントをもらうだけだと一方向のシグナルになりますが、返信すると双方向のシグナルとして、親密度が高い関係として判断されます。ストーリーズのアンケート・質問・クイズなどのインタラクティブスタンプも、ユーザーとのやりとりを活性化させるので有効です。
5-3.滞在時間を伸ばす工夫
ひとつの投稿に複数枚の画像を含めたり、キャプションで詳しい説明を加えたりすることで、ユーザーの滞在時間を伸ばせます。長尺の動画を配信したい場合は、現在はリール自体が数分規模まで対応しています(かつて別アプリだったIGTVは2022年に廃止され、機能は通常の動画投稿に統合されています)。
5-4.Instagramライブを活用する
Instagramライブ配信中は、アイコンが点滅してストーリーズの一番左側に表示されるので、優先的に見てもらいやすくなります。ライブ中にいいねやコメントが発生すれば、シグナルが蓄積されていきます。
5-5.人気の音源を使用する
リールは音源を起点として広まっていくことも多く、リールタブや発見タブでも閲覧者がお気に入りの音源が使用された動画がレコメンドされやすい傾向があります。ただし、企業アカウント(ビジネスアカウント)の場合はライセンスの制限によって使用できる音源に限りがあるのでご注意ください。
まとめ
Instagramのアルゴリズムを理解することで、シグナルを高めるためにどのようなコンテンツを投稿すればいいのかヒントを得られます。最も重要なのは、自分のフォロワーがより楽しめる・有益だと感じてもらえるコンテンツです。本記事で紹介した要素を意識して取り入れていきましょう。
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