Microsoft広告のメリット・デメリット!向いている企業の特徴とは?

tanakamiho

2022年5月に日本でサービスを再稼働させたMicrosoft広告。主にBtoBやEC企業を中心とした広告配信先として運用できます。

今回はMicrosoft広告の概要、メリット・デメリット、運用が向いている企業を解説します。広告運用を考えている場合は、ぜひ、参考にしてください。

【重要】本記事は2023年9月時点の情報を基に執筆しています。日本国内の検索エンジンシェアはその後大きく変化しており、2026年4月時点ではBingのシェアが約31.63%まで拡大し、Yahoo! JAPANを上回っています(Googleは約59.58%、各種調査レポートで確認済み)。記事内の2023年時点のシェア数値は(参考)として残しており、最新の状況は記事後半の「現在の検索エンジンシェア(2026年時点)」をご確認ください。

Microsoft広告とは

Microsoft広告とは、マイクロソフト社が提供する広告プラットフォームです。Microsoftのサービスやパートナーのサイトに広告を配信できます。

主な配信面は、検索エンジンのBingやブラウザのMicrosoft Edgeなどです。広告の種類は、テキスト広告、ショッピング広告、ネイティブ広告などがあります。なお、Microsoft広告は、2022年5月31日に日本国内でサービスを開始した広告媒体です。

検索連動型広告の基本的な仕組みについては【初心者必見】検索連動型広告とは?今さら聞けない基礎知識を分かりやすく解説もあわせて参考にしてください。

Microsoft広告のメリット

Microsoft広告を利用する主なメリットは以下が挙げられます。

ビジネスパーソンにアプローチしやすい

Microsoft製品はビジネスシーンで使われることが多いため、BtoBの商材やサービスに効果的です。また、LinkedInと連携して企業や業種、職種でターゲティングできるため、特定の人に届けやすいです。LinkedInを活用したBtoBマーケティングの最新手法はLinkedIn AccelerateでBtoBリード4倍!「Collaborative Articles」併用のABM最新戦略で紹介しています。

購買能力の高いユーザーにアプローチできる

Microsoft広告のオーディエンスは、平均的なWebユーザーよりもオンラインで消費する可能性が高いと言われています。また、BingやEdgeを使うユーザーは高収入層が多いというデータもあります。

Google広告やYahoo!広告をインポートできる

Microsoft広告は、Google広告やYahoo!広告で運用してきた方法をそのままインポートが可能です。

これにより、初期設定の手間を省くことができます。特にGoogle広告とMicrosoft広告は互換性が高いため、簡単に別の検索エンジンで広告配信できます。

Google以外の検索ユーザーにアプローチできる

Microsoft広告は、BingやEdgeなどGoogle以外の検索エンジンやブラウザに広告を配信でき、Googleでは届かないユーザーにもリーチすることができます。日本ではBingの利用率が他国より高くなっており、WindowsやOfficeなどMicrosoft製品を使うユーザーも多いため、Microsoft広告は日本市場でも有効な手段です。

Microsoft広告のデメリット

Microsoft広告を利用する主なデメリットは以下が挙げられます。

(参考)2023年時点:配信ボリュームが少ない

2023年時点では、Microsoft広告はGoogleやYahoo!と比べて配信ボリュームが少ないとされていました。当時の日本における検索エンジンのシェアは、Googleが70%以上、Bingが15%程度でした。この当時の数値は参考情報です。現在のシェアは後述の「現在の検索エンジンシェア」をご確認ください。

配信面が限られる

Microsoft広告は、Microsoftのサービスやパートナーのサイトにしか広告を配信できません。そのため、YouTubeやGmailなどGoogle社のサービスや、Yahoo!やLINEなど他社のサービスには広告を配信できません。

それらのサービスは日本でも人気が高く、多くのユーザーが利用しているため、Microsoft広告だけではユーザーのニーズに応える難しさがあります。

機能や仕様が異なる

Microsoft広告は、Google広告やYahoo!広告と同じような機能を持っていますが、一部機能や仕様が異なります。例えば、使用できるキャンペーンタイプやターゲティングの細かい仕様はGoogle広告と完全には一致しないため、Microsoft広告を運用する際は公式ヘルプで最新の仕様を確認しながら進める必要があります。

現在の検索エンジンシェア(2026年時点)

2023年のサービス開始当初に比べ、Bingの日本国内シェアは大きく拡大しています。2026年4月時点ではGoogleが約59.58%、Bingが約31.63%、Yahoo!が約6.90%となっており、Bingは2025年10月頃にYahoo! JAPANのシェアを上回りました。

特にPC(デスクトップ)環境ではGoogleが約47.51%、Bingが約46.94%と拮抗する水準まで追い上げており、WindowsのEdgeブラウザでのBing利用が定着していることが背景として挙げられます。一方でモバイル環境ではGoogleが約84%と引き続き優勢を保っています。

つまり、2023年時点では「配信ボリュームが少ない」ことがデメリットとされていましたが、PC向け施策ではBingの重要度が当時よりも高まっています。特にBtoBの意思決定者はPCでの検索・情報収集が多いため、Microsoft広告の重要性は以前よりも高まっていると考えられます。具体的な運用テクニックはリスティング広告の改善ポイント8選と押さえておきたい「リスティング広告の設定・仕様」10のポイントもあわせて参考にしてください。

Microsoft広告の運用が向いている企業

Microsoft広告の運用が向いている企業は、以下が挙げられます。

BtoBの商材やサービスを提供する企業

Microsoft広告は、ビジネスパーソンにアプローチしやすいため、BtoBの商材やサービスを提供する企業に向いています。特にLinkedInと連携して企業や業種、職種でターゲティングできるため、特定のビジネスパーソンに届けやすいです。

購買能力の高いユーザーをターゲットにする企業

Microsoft広告は、購買能力の高いユーザーにアプローチできるため、高額な商品やサービスを提供する企業に向いています。

また、BingやEdgeを使うユーザーは高収入層が多いという傾向から、高付加価値な商品やサービスを売り込みたい場合にも向いています。

Google以外の検索ユーザーを獲得したい企業

Microsoft広告は、Google以外の検索エンジンやブラウザに広告を配信できるため、Googleでは届かないユーザーにもリーチすることができます。

前述のとおり、日本ではBingの利用率が上昇し続けており、Google以外のユーザーを獲得したい企業にとっては、以前以上に見逃せない広告媒体となっています。

Microsoft広告の今後の展望

Microsoft広告は日本再サービス開始から4年以上が経過し、Bingの検索シェア拡大とともに利用する企業も増えています。それでもGoogle広告やYahoo!広告と比べると出稿企業数はまだ少なく、競争率が低めに推移している領域が多いのが現状です。

Google広告やYahoo!広告は出稿企業も多く、競争率の高さから、単価高騰に悩まされている企業も少なくないでしょう。その点、Microsoft広告は現在も競争率の低さなどから、費用を抑えて運用することも可能です。

Bingの検索シェアは日本国内で2026年時点で約3割まで拡大しており、Microsoft広告を出稿しなかった場合、そのユーザー層にアプローチできません。機会損失を防ぐためにも、出稿を前向きに検討してみてはどうでしょうか。

Microsoft広告を運用してみよう

Microsoft広告は、マイクロソフト社が運営する広告プラットフォームです。Google広告やYahoo!広告で思うように運用できない場合は、Microsoft広告の運用も一つの方法です。

Bingの検索シェアは拡大を続けており、今後も重要度が高まる可能性があります。今回、お伝えした内容を確認して、Microsoft広告の運用に取り組んでみてください。

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