Twitterで予約投稿をする方法。ツールや公式サービスでのやり方を紹介
X(旧Twitter)の投稿(ポスト)を、予約投稿して、効率的に運用したいと感じたことはありませんか?
予約投稿機能を利用することによって、その都度ツイート(投稿)を作成して投稿する手間が省け、計画的な運用に役立ちます。予約投稿の方法を理解して、自社のアカウント運用に役立てましょう。
【重要】本記事は当初2021年1月時点の情報を基に執筆しましたが、その後の大きな仕様変更を反映し、内容を大幅に更新しています(2026年8月時点)。主な変更点は以下のとおりです。(1)2023年7月、「Twitter」はサービス名・企業名を「X」に変更しました。(2)2023年2月のAPI有料化により、多くのサードパーティ製予約投稿ツールがサービス終了や無料プランの機能制限を余儀なくされました。(3)2023年8月、TweetDeckは有料化・X Proに改称され、現在は上位のX有料プラン加入者のみ利用可能です。(4)Twitter公式のメディア管理ツール「Media Studio」(studio.twitter.com)は2023年以降にサービスを終了しており、記事内の該当リンクは現在利用できません。以下の旧情報部分は「(参考)」として歴史的な記録のために残していますが、現在の正確な情報は記事後半の「現在(2026年)の予約投稿事情」もあわせてご確認ください。
1.(参考)X(旧Twitter)公式で予約投稿が可能に!
Twitter(現・X)は2020年頃、予約投稿機能をウェブブラウザ版に追加しました。この機能は、ユーザーが10年近く要求し続けてきたものです。
これにより、自分のアイデアや意見を、好きな時間に投稿できるようになりました。投稿するためだけに深夜まで起きている必要はありません。
この機能が登場する以前は、予約投稿機能を使おうとしたら外部ツールか公式広告メニューに登録する必要がありました。
予約投稿は、ビジネス用途のユーザー以外にも必要とされていた機能です。よりXを使うときの精神的なハードルを下げることが期待できます。
多くのユーザーがXに触る機会が増えていれば、結果として自身のアカウントが伸びるチャンスも増えるでしょう。この後の「6.現在(2026年)の予約投稿事情」もあわせて確認し、SNSの波に乗ってみてください。
2.予約投稿がもたらすメリット
X(旧Twitter)の予約投稿をすることのメリットを見ていきましょう。ツールとして活用するのであれば、明確なイメージを持って使いこなすことが重要になります。X運営を予約投稿でより円滑に進めていきましょう。
2-1.予約することでSNSに縛られない
SNS発信では定期的な配信をすることが求められます。そのため投稿内容を考えたり、他の発信アカウントを確認してベンチマークしたりと、SNS自体に触れる頻度が高くなってしまいます。しかしXに注意を向けすぎて、業務が疎かになるのは避けたいですよね。
そこで予約投稿を有効活用することができます。できるだけXへの接触回数を制限するという意味からも、発信する予定の投稿を複数投稿まとめて作り、時間を設定しておきましょう。これまで手動でやっていたところを半自動化できるのです。
手間が大幅削減されるので、SNSに割く労力も大きく減っていきます。確保されたリソースでツイートの分析をしていけば、行動と改善を繰り返す余裕も持てるでしょう。SNSに疲弊することも避けつつ効果的な運営を進めていってください。
2-2.余った時間を他の作業に使える
SNSに使う時間を減らせることから、今までツイートを投稿するためにいちいちXを開いていた時間が必要ではなくなります。少しの時間の積み重ねは、結果として大きな時間を生み出すでしょう。
浮いた時間を本業の時間に当てることで業績が伸びるのであれば、X発信のコンテンツ性にもつながります。有益な発信をするためにはビジネスとして良い状態にあることが、大きな権威性となるからです。
SNSに力を入れつつもビジネスをスケールさせていくことで、最大限の効果を得られるでしょう。
2-3.大量の投稿をストックし一括で管理できる
投稿を予約できることによって、まとめて投稿を管理可能です。投稿を大量にストックすることで、アカウントの発信内容を事前に俯瞰してみることができます。投稿内容の一貫性を持たせることは、SNS発信では定石です。発信前により洗練された投稿を作るのを助けてくれるといえます。
軸を揃えた内容で投稿したいときには、テーマを明確にすることが必要です。実際に投稿する前に並べてみて仮説を立てることで、投稿後の反応を分析しやすくなります。予約投稿を活用するのであれば、質の高いコンテンツを作ることにつなげてみてください。
3.(参考)X(旧Twitter)での予約方法は大きく2種類
以下のツール情報は2021年執筆時点のものです。API有料化(2023年2月)やTweetDeckの有料化(2023年8月)により、現在では以下の内容が当てはまらないツールも多くあります。各ツールの最新の状態は、後述の「6.現在(2026年)の予約投稿事情」をご確認ください。
3-1.ツールやアプリを利用する(参考:2021年時点の情報)
X(旧Twitter)でツイートを予約投稿するには、ツールやアプリを活用するのがおすすめでした。以下は2021年時点で紹介していた代表的なツールです。レイアウトは2023年以降のAPI仕様変更の影響を受けている可能性があるため、導入前に必ず公式サイトで最新の仕様をご確認ください。
3-1-1.SocialDog
「SocialDog」は、X(旧Twitter)アカウントの運用に便利な多機能ツールで、機能の1つに予約投稿機能があります。予約できるツイートには絵文字や画像を貼付可能で、投稿日時を1分単位で設定でき、「投稿予約一覧」からツイートを作成して予約できます。
(参考・2021年時点の料金情報)当時はSocialDogは無料プランと有料プランの2種類あり、無料プランの場合はツイートの予約を10投稿まで可能でした。なお、Twitter APIの有料化(2023年)以降、無料(Lite)プランでの予約投稿機能は制限されており、現在はFree・Lite・Pro・Businessのプラン構成に変わっています。最新の料金・機能は公式サイトでご確認ください。
https://social-dog.net/?utm_source=media&utm_medium=blog
3-1-2.Hootsuite
動画を付けて、ツイートの予約投稿ができるツールです。Hootsuiteは、予約投稿できるツイート数に制限がなく、画像なら最大4枚まで、動画は1本まで予約投稿に添付できるのが特徴でした。
(参考)当時は無料版で最大3アカウント登録できましたが、Twitter APIの有料化の影響で無料プランは終了し、現在は有料プランのみの提供となっています。
3-1-3.Buffer
X(旧Twitter)やInstagram等の複数のSNSアカウントと連携して、予約投稿ができるツール・アプリです。Bufferはエンタープライズ向けのAPI契約を以前から保有していたこともあり、2023年以降のAPI有料化後も引き続きサービスを提供しています。
3-1-4.TweetDeck(現・X Pro)
(参考)この記事を執筆した2021年時点ではTwitter社が提供する無料の公式便利ツールでした。登録した複数のXアカウントで同時にツイートを予約投稿できるのが強みでした。
しかし、2023年8月以降、TweetDeckは「X Pro」へと改称されて有料化され、現在は上位のX有料プラン(Premium+等)加入者のみ利用できる機能となっています。無料では利用できなくなっている点にご注意ください。
https://tweetdeck.twitter.com/(現在はX Proに移行)
3-1-5.Media Studio(サービス終了済み)
(参考)Twitter社が提供していたPC向けのTwitterコンテンツ公開ツールで、動画や画像を添付して予約投稿ができました。
【重要】Media Studio(studio.twitter.com)は2023年以降の体制変更に伴いサービスが終了しており、現在は利用できません。予約投稿ツールとしての利用を検討しないでください。
3-1-6.Twit Delay(サービス終了済み)
(参考)日本語表記とシンプルなデザインで使いやすい無料の予約投稿専用ツールでした。
【重要】Twit Delayは2023年2月のTwitter API有料化を受けてサービスを終了しました。現在は利用できませんのでご注意ください。
3-2.X(旧Twitter)公式の機能を利用する
続いては、Xから直接予約投稿をする方法を紹介します。Xの予約投稿機能はシンプルです。通常のXのUIにすっかり溶け込んでいるので、最初は気づかないかもしれません。なお、この公式機能は2026年8月時点でも引き続き利用できます(PC・Web版のみ対応、スマホ公式アプリには未対応)。
3-2-1.予約投稿を始めるには
Xを開き、投稿作成画面に入力を開始する。シングル投稿でもリプライ(ツイートスレッド)でもOK。
投稿作成画面の下部にあるカレンダーアイコン(黄色丸)をクリックして、予約設定画面を開きます。
3-2-2.予約日時を設定する
ドロップダウンボックスで、投稿を投稿する日付、時刻、タイムゾーンを選択し、通常どおりに投稿する。これで、設定した日時に投稿が自動で行われます。
3-2-3.下書き・再編集する
投稿がまだ完成しておらず、下書きとして保存した場合は、投稿作成画面を閉じて、[保存]を選択してください。
下書きを再編集するには、もう一度カレンダーボタンをクリックして、[予約ツイート]を選択し、[下書き]タブをクリックします。
3-2-4.予約ツイートを確認する
カレンダーボタンから予約設定画面を開き、[予約ツイート]をクリックすると、保存した下書きや予約済みのツイートを管理することができます。
4.予約投稿のポイント
ここからは、予約投稿のポイントを解説します。予約投稿機能を利用して自社のX(旧Twitter)アカウントの運用に役立てるためには、ただツールを使うだけではなく、ポイントを理解しておくことが大切です。予約投稿のポイントを理解して、ブランドの認知度向上や売上向上にXアカウントを役立てられる運用を目指しましょう。
4-1.投稿時間
予約投稿のポイントの1点目は、適切な時間に投稿することです。X(旧Twitter)は投稿する時間帯によってリポストやいいねなどのエンゲージメント率の高さが異なります。たとえば、リポストは朝の6時、昼の12時、夜の6時がもっともリポストされやすい時間帯となっています。
投稿内容やアカウントの属性によって、フォロワーの活発な活動時間は異なりますが、エンゲージメント率の高い時間帯も踏まえて、ツイートの投稿時間を設定すると、より多くのエンゲージメントが期待できます。
4-2.投稿頻度
予約投稿のポイントの2点目は、ツイートの投稿頻度を調整することです。
フォロワーがタイムラインを確認している時間と投稿タイミングが近いツイートがフォロワーのタイムラインに表示される傾向があります。そのため、例えば、朝投稿したツイートは、夜の時間にタイムラインを確認するフォロワーに、確認してもらえない可能性が高いです。
投稿頻度を調整して、朝と夜に投稿するなどの対応を取ることで、ツイートがタイムラインに流れていってしまうリスクを防止できます。
4-3.ツールやアプリの場合は日本時間に設定できない可能性がある
ツールやアプリを利用してツイートを予約投稿する際には、日本時間で投稿予約を行えるかどうかを確認しましょう。X(旧Twitter)の便利アプリやツールの中には、海外製のサービスも存在します。そのため、場合によっては、日本時間で予約を設定できない場合があります。日本時間で設定できないと、時差の関係で深夜に投稿されるリスクがあるため、きちんと確認することが重要です。また、時差を踏まえて投稿を予約する手間が発生するため、日本時間で表示可能なツールやアプリを使用するようにしましょう。
5.(参考)執筆当時のまとめ
以上は2021年の執筆時点でのX(旧Twitter)予約投稿の方法のまとめでした。ビジネス利用でのX運用をするのであれば、より戦略的な発信をすることが必要になります。現在の正確な情報は次の「6.現在(2026年)の予約投稿事情」をご確認ください。
6.現在(2026年)の予約投稿事情
ここでは、記事公開後の主な変化を踏まえた、現在(2026年8月時点)の予約投稿事情をまとめます。
6-1.まずはX公式の無料予約投稿機能が基本
X公式の予約投稿機能は2026年8月時点でも続いて提供されており、Web版(PCブラウザ)のみの対応ですが、複数アカウントを無料で使える点が引き続き大きなメリットです。まずはこの公式機能を中心に選択肢に入れてください。なお、2026年8月時点でもスマートフォンの公式アプリでは予約投稿機能に直接対応していないため、スマホ中心で運用する場合は注意が必要です。
6-2.サードパーティツールはAPI有料化の影響で大きく変化
2023年2月のTwitter(現・X)API有料化を境に、サードパーティ製予約投稿ツールの状況は大きく変わりました。TwitDelayはサービスを終了し、Hootsuiteは無料プランの提供をやめ、SocialDogも無料(Lite)プランでの予約投稿機能を制限しました。Bufferは引き続き利用できますが、いずれも本格的に使うには有料プランへの加入が中心となっています。これからサードパーティツールを選ぶ際は、無料で使えることを前提にせず、最新の料金・機能を公式サイトで確認したうえで検討してください。
6-3.TweetDeckは「X Pro」へ、Media StudioとTwit Delayは終了
公式ツールも大きく変化しています。TweetDeckは「X Pro」に改称され、2023年8月以降は無料では利用できず、上位のX有料プラン加入者のみの機能となっています。また、メディア管理ツールのMedia Studio(studio.twitter.com)はサービスを終了しており、代替手段を探す必要があります。
7.ツイートを予約投稿して効率的にX(旧Twitter)アカウントを運用しましょう
X(旧Twitter)の予約投稿のやり方を紹介してきました。ビジネス利用でのX運用をするのであれば、より戦略的な発信をすることが必要になるでしょう。まずは無料で利用できるX公式の予約投稿機能を中心に、必要に応じて有料のサードパーティツール(BufferやSocialDogの有料プランなど)を検討するのが現実的な選択肢です。ぜひアカウントの一貫性を持たせるためにも予約投稿を活用してみてください。
またSNS運用をするうえでの悩みとして挙げられる、時間がとられ本業に支障が出てしまうなどの問題も緩和してくれます。今回を機に使い方を覚えて、業務と発信活動を両立していきましょう。
関連する記事