Twitterが初の課金機能「スーパーフォロー」を発表!何ができるのか?

tanakamiho

【重要】本記事は2021年4月のTwitter社(現・X)による発表当時の情報です。その後、以下の大きな変化がありました。

  • TwitterはXに商号変更(2023年7月)し、サービス名も「X」になっています。
  • 「スーパーフォロー(Super Follows)」は「サブスクリプション(Subscriptions)」に名称変更(2023年4月)されました。機能の基本的な仕組み(特定アカウントを有料でフォローし限定コンテンツを楽しめるという点)は引き継がれています。
  • 記事内で触れている、2023年末までに年間収益75億ドルを達成するという目標は、その後の経営体制の変化(イーロン・マスク氏による買収・非上場化など)もあり、発表当時の見通しとしての参考情報です。

以下は、発表当時(2021年4月)の内容を参考情報として掲載しています。現在の状況は記事末尾の「(2026年追記)現在のサブスクリプション」もあわせてご覧ください。

音声SNSアプリ「Clubhouse」の登場を筆頭に、各SNSが様々な新機能の実装、仕様変更などサービスの拡充を進めています。

2020年12月よりベータテストが行われていた音声サービス「Spaces」が2021年4月から全ユーザーによって利用可能になるなど、Twitterでは新しいサービス・機能などが続々と発表されていました。

今回はその流れに続く、Twitter初の課金機能「スーパーフォロー(Super Follows)」について、米Twitter社の発表をもとにご紹介します。

1.(参考:発表当時)Twitter「スーパーフォロー」とは?

「スーパーフォロー(Super Follows)」とは、米Twitter社が現地時間、2021年2月25日にオンライン開催された「Twitter Analyst Day 2021」内で発表したTwitter初となる課金機能です。

Twitter社は、スーパーフォローとは「ユーザーが特定のアカウントを有料でフォローすることで、通常のフォロワーでは見られない限定コンテンツを楽しめるもの」であると説明していました。

Twitterは「公共の会話(Public Conversation)」の場を提供することを目的としていて、会話の幅を広げる1つの手段として新機能を追加していくとしていました。

なお、発表当時の提供開始時期は「年内」とされており、日本での提供に関してはまだ明らかにされていませんでした。(前述の通り、後に「サブスクリプション」として正式提供されています)

2.Twitterの課金機能「スーパーフォロー」の特徴(発表当時)

Twitterの新機能「スーパーフォロー」は、Twitterユーザーが特定のアカウントを有料でフォローすることにより、通常のフォロワーには提供されない限定コンテンツを楽しめるという機能でした。

フォローすることで自らが直接的にそのアカウントの持ち主を支援することが出来る、クリエイターへ向けた金銭的なインセンティブが発生する仕組みになっているとも説明されていました。

スーパーフォローの価格はカスタマイズが可能(資料内では一例として、月額4.99ドル(日本円にして500~600円相当)として表記)で、フォローすることでユーザーは5つの特典を受けることができるとしていました。

3.ユーザー保護や誤情報拡散防止の新機能も(発表当時)

またユーザーを嫌がらせなどから守る「SMART SAFETY(スマートセーフティー)」と、誤情報の拡散を防止する「BIRDWATCH(バードウォッチ)」も発表されていました。

「SMART SAFETY」は、特定ユーザーによる侮辱や罵声などのリプライといった悪質な行為を検出し、自動的にブロックやミュートすることによってユーザーの目に触れさせないようにする機能がありました。

ユーザーは任意で機能のオンオフを切り替えることが可能で、特定ユーザーとの接触制限がより簡単になることを目指していました。

「BIRDWATCH」は、ユーザーの助けを借りて誤情報の拡散に対抗するように試みるもので、Twitter社が先導して行うものではないとしていました。(なお、BIRDWATCHは現在「コミュニティノート」という名称で実装されています)

Twitter社はそのほか、特定のテーマに関心を持つユーザー同士がコミュニティをつくり交流できる「COMMUNITIES」など、様々な新機能のアイデアを発表していました。

4.Twitter社、当時の成長目標(参考:発表当時)

Twitter社は毎年恒例のイベント「Analyst Day」で、2023年末までに年間収益75億ドルを達成する見通しを発表していました。

2020年は37億7,000万ドルだったため3年でおよそ2倍という野心的な目標となっていました。

目標実現に向けて、収益化可能なデイリーアクティブユーザーを3億1,500万人に拡大させ、前述した「Super Follows」などの機能を段階的に実装すると発表していました。

5.(2026年追記)現在の「サブスクリプション」

スーパーフォローは2023年4月に「サブスクリプション(Subscriptions)」へ名称変更され、X(旧Twitter)のクリエイター向け収益化機能の1つとして提供が続いています。クリエイターは月額料金を自分で設定でき、加入者限定のポスト(旧ツイート)などの限定コンテンツを提供できます。

利用にあたっては、X Premiumへの加入や一定数以上のフォロワーを持つことなど、Xが定める条件を満たす必要があります。最新の条件や仕組みはX公式ヘルプ(クリエイターサブスクリプション)で確認してください。

また、現在のXでは広告収益の分配プログラムやAI機能「Grok」など、発表当時にはなかった仕組みも数多く導入されています。X関連の最新動向は「Grok Imagineは「AI版Vine」?”X Vine”という呼称の実態とショート動画戦略を徹底解説」で、他SNSとの使い分けについては「Twitterとインスタグラムの違いと連携させる方法」でも紹介しています。

このように、発表当時はTwitterは多くの新機能を通じてユーザー間の会話の幅を広げようとしていました。現在はXへと商号変更し、スーパーフォローも「サブスクリプション」へと名前を変えて引き続き提供されています。最新の機能内容や価格は公式ヘルプでご確認ください。

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