Zenly(ゼンリー)とはどんなアプリか?|10代では当たり前

tanakamiho

かつて10代の若者を中心に人気を博していた「Zenly(ゼンリー)」というアプリをご存知でしょうか。

位置情報が共有できるアプリとしてフランスで開発されたZenlyは、日本においても多くの若者を中心に利用されていました。

本記事では、そんな話題となったアプリZenlyについて、サービス終了の経緯と、現在利用できる代替アプリをあわせてご紹介します。

**【重要】Zenly(ゼンリー)は2023年2月3日にサービスを終了しています。**運営元のSnap Inc.(Snapchatを提供する企業)が2022年12月に終了を発表し、以降アプリのダウンロードや新規登録、既存機能の利用はできません。以下の本文はサービス提供当時の機能紹介を参考情報として残し、あわせて現在利用できる代替アプリを記事後半でご紹介します。

1.(参考)Zenly(ゼンリー)とは待ち合わせや合流がしやすいアプリだった

2015年にフランスで開発されたZenlyは、斬新な機能により瞬く間に知名度を拡大していきました。

2019年には500万ダウンロードを達成し、アメリカでも利用者を増やしていきました。

日本では2018年ごろから女子高生を中心に話題となり、10代の若者に人気のアプリとなっていました。

Zenlyは、同じアプリを入れている家族や友達同士で常に現在位置を共有し合うことができるアプリでした。

アプリを開くと、つながっている「フレンド」の現在位置を把握でき、滞在時間や移動速度、スマートフォンの電池残量までが画面に表示される点が特徴でした。

「友達とZenlyを通して常につながっている感覚がある」という体験は他のSNSにはないもので、特に10代の間で人気を博していました。

2.(参考)ゼンリーの使い方と3つの機能(サービス終了前の情報)

ゼンリー(Zenly)は「相手が今どこにいるか知る」ために使われていたアプリで、主な機能として以下の3つがありました。

  • 友だちを追加する
  • 居場所の共有とメッセージの送受信
  • 自分の居場所のプライバシーを守る

2-1.友だちを追加する

ゼンリーでの友達追加は、アプリに「連絡先・Zenly ID・電話番号」のいずれかを登録することで可能でした。

また、目の前に友だちがいれば、スマホ同士を振ってゼンリーIDを交換できるBump(バンプ)機能で登録することも可能でした。

友だちを3人追加すると、自分の現在地を何回見られたかが表示されるようになる仕組みもありました。

2-2.居場所の共有とメッセージの送受信

新規登録後、友だちをIDやバンプで登録すると、地図上に自分の現在地を示す青い丸以外に友だちのアカウントが表示される仕組みでした。

ゼンリーのメッセージ機能では、個別の友だちやグループでのチャットも可能でした。

なお、ゼンリー上の通話はLINE電話のような無料通話ではなく、携帯のデフォルトの通話機能が用いられる仕様だった点も特徴のひとつでした。

2-3.自分の居場所のプライバシーを守る

常に位置情報をシェアすることに抵抗がある人向けに、ゼンリーには「ゴーストモード(幽霊モード)」という、居場所を公開しない設定がありました。

幽霊モードには、大まかな居場所のみ表示する「あいまい表示」と、居場所を特定の場所に固定表示する「フリーズ」の2種類が用意されていました。

ただし、いずれの設定でも居場所を完全に消すことはできず、フリーズ設定は同じ場所から動かないことで友だちに気づかれやすいという注意点もありました。

3.(参考)Zenlyの危険性として指摘されていた点

Zenlyは位置情報を相手に共有できるアプリであったため、家族や仲間以外の知らない人に自分の位置情報を教えてしまう危険性が指摘されていました。

知らない相手からの友達申請を承認してしまうと、そこから自宅特定につながる危険性もありました。

そのためZenlyには、登録している相手以外からの友達申請を遮断する「プライベートモード」という機能が備わっていました。位置情報共有アプリ全般に共通する注意点として、現在の代替アプリを利用する際にも参考にしてください。

4.現在利用できる代替アプリ

Zenlyのサービス終了後、同様の機能を持つ後継アプリが日本発を中心に複数登場し、旧ユーザーの受け皿となっています。

  • whoo(フー):2022年12月リリース。Zenlyの機能を踏襲しており、利用者の多くを中高生が占めます。Zenlyのサービス終了時点で最も多く乗り換え先として選ばれたアプリです。
  • NauNau(ナウナウ):2022年10月リリース。位置情報の共有やチャット機能、訪れた場所が記録される「足跡」機能などを備え、短期間で多くのユーザーを獲得しました。
  • Snapchat(Snap Map)・Life360・Googleマップ:位置情報共有機能を備えた既存サービスも、Zenlyからの移行先の選択肢として利用されています。

いずれのアプリを使う場合も、Zenly利用時と同様に、位置情報の公開範囲や友達申請の承認範囲を確認し、プライバシー設定を適切に管理することが大切です。

5.Zenlyについて まとめ

かつて10代を中心に人気を集めた位置情報共有アプリZenly(ゼンリー)は、2023年2月3日にサービスを終了しました。

友達の状態を把握して誘いやすい、待ち合わせに便利、スマホを紛失してもすぐに見つけられるといった当時の利便性は、現在はwhooやNauNauなどの後継アプリに引き継がれています。

位置情報共有サービスを家族や仲間と使いたい方は、現在利用できる代替アプリの中から、自分たちに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。

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