Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)のオーナー確認をしなくてはいけない理由

tanakamiho

【重要】本記事は2022年3月時点の情報を基に執筆しています。Googleは2021年11月に「Googleマイビジネス」の名称を「Googleビジネスプロフィール」へ変更し、2022年7月末にはGoogleマイビジネスアプリの提供を終了しました(Google Maps・Google検索から直接管理する方式へ統合)。また、オーナー確認の方法もハガキ郵送が一部のビジネスに限定され、新たに「ライブビデオ通話」による確認が追加されるなど変更されています。本記事は現在の名称・確認方法に沿って更新済みですが、最新の手順は記事末尾のGoogle公式ヘルプもあわせてご確認ください。

初めてGoogleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)の登録・運用を行うビジネスオーナーにとって、「オーナー確認」や「ビジネス情報の編集」は簡単な作業ではありません。

特に「オーナー確認」作業は、Googleビジネスプロフィールを適切に運用する上で重要なものとなるため、しっかり対応しておくべきです。

1分でも早い解決が求められますが、どの方法が1番問題の解決につながる方法かは分かりづらいのが現状です。

今回の記事では、1分でも早く問題を解決する方法から確認できた後にやることをご紹介します。あわせて、Googleビジネスプロフィールの登録がまだの方向けにGoogleマイビジネス(現Googleビジネスプロフィール)の登録方法から初心者がまずやるべき3つの作業もご覧ください。

1.Googleビジネスプロフィールのオーナー確認とは

Googleビジネスプロフィールの情報は、店舗のオーナーが登録する場合もありますが、ほとんどの情報はGoogleの独自の手法によってインターネット上から集められた情報とGoogleマップユーザー(第三者)から提供された情報をもとに自動生成されます。

したがって、ビジネスプロフィールとは店舗のオーナーが知らない間に作成されてしまうものなのです。

なぜ自動生成されるのかというと、できるだけ多くの最新情報をユーザーに提供するというGoogleの考えがあるためです。

世界的に有名なGoogleが提供する情報だから問題ないと思いたいところですが、Googleは無数にあるビジネス情報を一件一件確認しているわけではありません。

あくまでも最新情報を提供することが目的であるため、内容の整合性まではチェックはしていないのです。

そこで、Googleはビジネス情報の整合性については店舗オーナー自身に管理してもらう仕組みを作りました。それがGoogleビジネスプロフィールの「オーナー確認」なのです。

オーナー確認は、情報の精度を上げるだけでなく第三者が勝手にビジネスオーナーになりすますことを防止する効果もあるため、店舗オーナーは必ず行っておくべき作業だといえます。

2.Googleビジネスプロフィールの「オーナー確認」はなぜ必要?

Googleビジネスプロフィールにおいて、なぜオーナー確認が重要なのでしょうか?結論からいうと「ビジネス情報は、運営者(オーナー)自身が管理しています」という証明になるためです。

Googleビジネスプロフィールは、おもにインターネット上の情報やGoogleマップを利用するユーザーから提供される情報を集めて作成されています。つまり、ビジネスオーナーの依頼を受けることなくGoogleが自動的に作成しているビジネス情報も多いということです。

ビジネスオーナーが依頼していない店舗情報の場合、実在していないお店の表示や第3者からの虚偽の情報提供が表示されることも…。こうした事態を減らすため「信頼性の担保」として作られたのがオーナー確認です。

オーナー確認を行うことで、オーナーのみ店舗情報の編集や追加が可能になります。店舗側にとっても顧客側にとっても安心材料となるため、オーナー確認は重要な作業だといえるでしょう。

3.Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法(最新版)

Googleマイビジネスアプリの提供終了にともない、現在はスマートフォンの場合はGoogleマップアプリの「ビジネス」タブから、パソコンの場合はbusiness.google.comにログインするか、Google検索で自社名を検索した際に表示されるビジネスプロフィールの管理画面から手続きを行います。

オーナー確認が済んでいない場合は、管理画面に「オーナー確認を行う」というボタンが表示されます。このボタンから、以下のいずれかの方法でオーナー確認を進めます。

  • 電話・SMSによる確認
  • メールによる確認
  • 郵送(ハガキ)による確認(利用できるビジネスは一部に限定)
  • ライブビデオ通話による確認(利用できるビジネスは一部に限定)

利用できる確認方法は、業種や公開情報、所在地、営業時間などによってGoogle側が自動的に判断するため、事業者側で自由に選べるとは限りません。複数の方法が提示される場合は、案内に従って進めやすい方法を選びましょう。

3-1.電話・SMSによる確認

登録した電話番号にGoogleから自動音声電話またはSMSで確認コードが届きます。0120などの一部特殊な番号では着信できないケースがあるため、その場合は他の方法を選びましょう。

3-2.メールによる確認

登録済みのメールアドレス宛に確認コードが記載されたメールが届きます。メールアドレスに間違いがないか、事前に確認しておきましょう。

3-3.郵送(ハガキ)による確認

登録住所宛に確認コードが記載されたハガキが郵送されます。到着まで2週間前後かかることが多く、この方法を選べるビジネスも限定されています。電話やメールで確認できない場合の代替手段と考えておくとよいでしょう。

3-4.ライブビデオ通話による確認

一部のビジネスでは、Googleサポート担当者とのライブビデオ通話でオーナー確認ができます。営業時間内に、店舗の外観・設備・従業員専用エリアなどをカメラで映し、実在するビジネスであることとオーナー権限を証明します。

いずれの方法で確認コードを受け取った場合も、コード入力用の画面に受け取ったコードを入力します。オーナー確認の審査には通常5営業日ほどかかり、完了すると確認メールが届きます。

手順の詳細や最新の対応状況は、Google公式ヘルプ「Googleでビジネスのオーナー確認を行う」で随時更新されているため、あわせて確認することをおすすめします。

4.オーナー確認をするメリット

オーナー確認をすることで得られるメリットには「店舗の信頼性アップ」や「集客が見込める」などが挙げられます。

4-1.メリット①集客が見込める

集客効果が期待できるのがメリットです。オーナー確認が完了すると、オーナーの権限で店舗情報が編集できます。店舗情報は、営業時間や所在地のほか、外観やメニュー写真なども掲載可能。

Googleビジネスプロフィールで店舗検索する人も多いので、うまくお店が目にとまると「ここ、近いから行ってみようか」「おいしそうだから寄ってみよう!」と興味を持ってもらえる可能性が広がります。来店へつながる集客が見込めるでしょう。

4-2.メリット②店舗の信頼につながる

店舗の信頼につながることも大きなメリットのひとつです。オーナー確認を行うことで、その店舗は実在し、稼働している証拠になります。実在していて正しい情報を更新している店舗は、信頼度が増しますよね。

また、臨時休業や連休時の営業時間といった「最新情報を更新すること」や「口コミ返信をすること」も店舗の信頼に関わってきます。Googleビジネスプロフィールでは口コミ返信も可能なので、まれに悪い口コミをされる場合も。しかし悪い口コミにも、ていねいに返信し誠実な対応をすると印象アップ。さらに店舗の信頼度につながるでしょう。

4-3.メリット③ユーザーの行動を分析できる

メリットの3つめは、ユーザーの行動を分析できる点です。オーナー確認後は、「インサイト」画面から店舗の閲覧数や検索方法、どんなキーワードで検索されたか、などの分析・確認ができます。

また、GoogleビジネスプロフィールはX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSと連携させることで、店舗の情報発信力をさらに高められます。連携方法はGoogleビジネスプロフィールとSNSの連携方法|メリットも紹介で詳しく解説しています。

5.オーナー確認をしない場合の危険性とは?

オーナー確認をする工程が面倒だと感じる人もいるかもしれませんね。しかしオーナー確認をしないことで店舗に悪影響を与える可能性があるので注意が必要です。確認しなかった場合の危険性を紹介します。

5-1.危険性①Googleビジネスプロフィールを乗っ取られる危険性がある

オーナー確認を放置していると、知らない間に第3者に乗っ取られる危険性があります。たとえば「Google社員を名乗る詐欺業者から電話で確認コードを聞かれ、教えてしまった」といったケース。

オーナー権限が渡ってしまうと虚偽の店舗情報に書き換えられたり、ログインパスワードを変更されたりする可能性があります。「閉業した」といった情報を掲載されては困りますよね。乗っ取られ悪用されると、店舗の信用性を失ってしまうので、放置したままでは危険です。なお、Googleが電話やメールで確認コードを尋ねることは一切ありません。

5-2.危険性②悪質な書き込みに対抗できない

オーナー確認を放置していると、悪質な書き込みにも対応できません。さきほどの「乗っ取られたケース」で考えてみましょう。仮に「閉業した」と書き換えられてしまったとします。

こうした悪質な情報提供・掲載がされたとしても、オーナー確認をしていない限りはこれらの情報を編集・変更することができません。また、Googleに対して削除申請を行うこともできません。このような状態では店舗経営にも支障がでてくる危険性があるので、オーナー確認は放置せず済ませましょう。

6.オーナー登録ができた後は?

ここまでの作業でGoogleビジネスプロフィールの登録が完了となり、Google検索とGoogleマップ検索にご自身の店舗が表示されるようになります。

しかし、これだけでは十分に生かしきれていません。

  • 基本情報の編集・追加作業
  • 写真やストリートビューの追加

これらをしっかりと掲載することで、アカウントをよりいいものにすることでユーザーに対して、ご自身の店舗をアピールすることができます。基本的な登録・初期設定の流れはGoogleマイビジネス(現Googleビジネスプロフィール)の登録方法から初心者がまずやるべき3つの作業で改めて確認しておくと安心です。

オーナー登録作業が無事に終了した方は、上記の2点の作業を行っていくことをおすすめいたします。

7.まとめ

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のオーナー確認は、集客アップが見込めたり分析できたりするだけでなく、悪質な業者や口コミから店舗を守るためにも重要です。オーナー確認がされているかは管理画面に「オーナー確認を行う」の表示があるかどうかで判断できます。また、電話・メール・郵送・ライブビデオ通話といった確認方法も用意されているため、放置したままはもったいないですね。

この機会にオーナー確認を完了させ、店舗の信頼性をあげて集客につなげていきましょう。

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